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「妊娠脳」は本当にあります

もの忘れや頭がぼんやり?気のせいではありません。

部屋に入ったのに何をしに来たか忘れる、朝食前に鍵を二度なくす、よく知っている言葉が文の途中で出てこない。「妊娠脳」(または「マミーブレイン」)は、実際にある、よく知られた現象です。性格の欠点でもなければ、あなたに何か問題があるサインでもありません。

なぜ起こるのか

いくつかのことが重なります。急増するホルモン、途切れがちな睡眠、そして、親になるという大きなプロジェクトに静かに心を奪われていること。脳画像の研究でも、妊娠中に実際の変化が見られます。これは、絆を結び、赤ちゃんの合図を読み取れるよう脳を調整しているのだと考えられています。ですから、あの「もや」の一部は、脳が機能を失っているのではなく、優先順位を組み直しているのかもしれません。

もやと付き合う

いつかおさまります

多くの人にとって、もやは産後数か月のうちに晴れていきます(新生児の睡眠不足で長引くこともありますが)。それまでは、ユーモアが助けになります。そして、まわりの人に伝えておくのも助けになります。そうすれば、いくつかの糸を拾ってくれるからです。

もの忘れが、消えない気分の落ち込み・不安・日常生活の困難をともなうなら、医療者に伝えてください。その「もや」は、実は治療する価値のある疲労、貧血、気分の落ち込みであることもあります。